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■曲の情報

365番「主イェスの救いを信じる喜び」

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TUNE = HAPPY DAY
初行 = O happy day that fixed my choice
分類 = 信仰の歩み・喜びと感謝
主題 = 感謝 きよめ 喜び 
聖句 = イザヤ書49章8節, ルカの福音書19章9節, コリント人への手紙第二6章2節
採用歌集番号 = 『讃美歌』516番 (改訳)

作詞:Philip Doddridge,1702-1751 (CH)

作曲:作曲者不詳

歌詞:フィリップ・ドドリッジ (1702-1751)
作者の死後、『Hymns Founded on Various Texts in the Holy Scriptures』(Job Orton著, Shropshire, England: Joshua Eddowes & John Cotton, 1755年)に、23番「Rejoicing in our covenant engagements to God」として掲載。くりかえし部分は『Wesleyan Sacred Harp』(1854年) から採用された。
アルバート王子 (Prince Albert of Britain) は、その子らの堅信礼でこの讃美歌が歌われるようリクエストした。

曲:不詳。くりかえし部分は、エドワード・F・リンボー (Edward F. Rimbault, 1854年) の作とされている。

エピソード:
中国のトップであった蒋介石 (Chiang Kai Shek) 将軍がキリスト教の洗礼を受けたという、上海での歴史的な場面のことは、メソジスト教会 (当時、アメリカ南メソヂスト監督教会) の宣教師、J.C.ホーク牧師 (Rev. J. C. Hawk) によって伝えられてきた。以下は、当時のあるアメリカの刊行物による報告である。
1930年10月23日午後3時、身内と特別に招かれた友人たちは、中国人も外国人もともに、蒋夫人の母である宗夫人 (Mrs. K. T. Soong) の家での儀式に集っていた。上海アレン記念教会 (the Allen Memorial Church, Shanghai) の牧師、江博士 (Dr. Z. T. Kaung) が、その儀式を担当していた。儀式は大きな応接間でおこなわれた。皆で讃美歌「Happy Day」を歌った。そしてアメリカ南メソヂスト監督教会の洗礼式と入会式が、江牧師によって執り行われた。蒋氏 (原文のまま。おそらく夫人) が、蒋将軍のそばに立っていた。彼は静かに、しかしはっきりと、牧師からのひとつひとつの問いに答えていった。そして聖餐式がおこなわれた。
非常に不思議で印象深いのは、この記念すべき出来事において、中国での小さな集いが「幸せな日、幸せな日、イエスが私の罪を洗い流された」と歌うことで、ひとつに結ばれたことである。
『Unfamiliar Stories of Familiar Hymns』 (Hart, William J. 著, Boston, Massachusetts: A. A. Wilde, 1940年) 27~28ページ

代替曲:
Ayrton (『Carmina Sacra』Lowell Mason著, Boston, Massachusetts: John H. Wilkins & Richard B. Carter, 1844年) 56ページ


著作権情報
訳詞:©中山信児