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■曲の情報

4番「父なる神 力の主よ」

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TUNE = TRINITY (ITALIAN HYMN)
初行 = Come, Thou almighty King
分類 = 三位一体の神
主題 = 神、三位一体の 
聖句 = イザヤ書66章1節, ヨハネの福音書14章16-17節
採用歌集番号 = 『讃美歌』67番 (改訳)

作詞:作詞者不詳
作曲:Felice de Giardini,1716-1796 (CH)

歌詞:不詳。

曲:フェリーチェ・デ・ジャルディーニ (Italian Hymn)。ロック病院のチャペルで歌われた『The Collection of Psalm and Hymn Tunes』、1769年、に収録されている。デ・ジャルディーニはこの曲を特にこの讃美歌のために書いた。

代替曲:
AMERICA、『Thesaurus Musicus』、1744年。

エピソード:
この讃美歌はチャールズ・ウェスレーの著作とも言われているが、根拠は乏しい。この讃美歌は長く英米のメソジストの間で広く歌われてきた讃美歌の一つであるが、面白いことにそれらの公用讃美歌集に採用されたことはなかった。そしてよく知られている『God save the King』や『My country, 'tis of thee』に使われている曲で歌うように、と書かれている。この高貴なキリスト教的な詩が英国国歌に制定された背景を説明する歴史の説明にも、作者不詳となっている。この国家の最初の2節は、『Harmonia Anglicana』という出版物の中に『For Two Voices』として載っており、発行年は記されていないが、おそらく1743年か1744年と思われる。これらの節はラテン語にもされていたと知られており、1743年か1744年に、皇室のチャペルで行われたコンサートでオルガニストがラテン語のコーラスとして用いた。1745年9月28日、この頃までに有名になっていたこのイギリスの曲は、ロンドンのドルーリー街劇場でジョージ王を称えるために歌われ、数日後にはコヴェント・ガーデンでも歌われた。どちらの場所でも大きた喝采を浴びた。翌月(1745年10月)にはこれらの劇場で用いられた曲と歌詞が『Gentleman's Magazine』に、3節目を加えて掲載された。このようにしてこの曲は誰にも知られ、歌われるようになり、時を経て、公式な承認はないものの、広く知られているということから英国の国家に決まっていった。
Charles S. Nutter & Wilbur F. Tillett、『The Hymns and Hymn Writers of the Church』、ニューヨーク、Methodist Book Concern、1911年、2〜3ページ。


著作権情報
訳詞:©中山信児