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Lawrence Tuttiett, 1825-1897

『教会福音讃美歌』掲載曲

作詞:505番「父なる神に この年の」


Lawrence Tuttiett (1825-1897)

誕生:1825年10月31日、英国デヴォン州コリートン。
死亡:1897年5月21日。
埋葬地:スコットランド、ファイフ、ザ・ペンズ、セント・アンドリュース東墓地。

以下の文章は、1991年に英国のサマセットのリバティー街のSomerset & Dorset Family History Societyに対して、Gareth J. Tuttiettが語ったものから取られている。

William [Tuttiett]の一番下の息子の Lawrence (Laurenceと綴ることもあるが、教区の登録では確かにLawrenceと綴る) は1825年10月31日にデヴォン州のコリートンで生まれ、洗礼を受けた。彼は二人の兄FrankとHenryと同様、ロンドンのクライスト病院とキングズ・カレッジで教育を受け、そこでMauriceとKingsleyの影響を受ける。彼自身は薬学を目指すが、1848年に聖職の召しを受ける。1849年までにかれは聖職者となり、翌年、ロンドンのセント・ポール、ウィルトン・プレイス、ナイツブリッジで補助司祭となる。その後、1853年にセント・トーマス、さらにその後にはワイト島のライドにあるホーリー・トリニティの補助司祭となり、1853年にスタッフォード州、ストーク・オン・トレントのロングトンで補助司祭となった。Lawrence師は、1854年にワーウィック州レー・マーストンの補助司祭に、1868年9月から1869年の終わりまでは教区司祭に任じられた。年会においてはしばしば議長をした。1854年、LawrenceはHelen Carnegyと結婚し、マーストン司祭館に住んだ。彼らの娘Helen Hunterは1855年10月14日に洗礼を受けたが、Lawrence自身が補助司祭として礼典を行なった。

彼は父母の会で活躍し、1859年にはスワンシーで開催された全国教育集会に出席するためにそこを訪れた。The Cambrian紙の1859年9月9日号には、550ポンドをスワンシーの公立学校に寄付するという決議案についてLawrenceが述べたことに一段落を割いている。「L. Truttiett師は、父母の会を代表して決議案に賛成し、その際、郊外や農業地帯にも学校を設立する必要があることにも触れている。また彼は、全国集会の基本的原則の一つが、補助を受ける全ての学校において教会の教義が教えられることであると加えた。それが必要であるということは、既成教会の会員によって支持され、これらの学校においては教育制度全体損なうことなく、行われた。」

彼はのセント・アンドリュー・スコットランド長老教会、クイーンズ・ガーデンズ、先とアンドリュース、ファイフで教区司祭として奉仕した(1870-93)。1877年彼はパース州のセント・ニニアン大聖堂の参事会員に指名され、彼がセント・アンドリュースのアボットフィールド3番地の自宅で1897年6月21日に亡くなるまでその立場にいた。1897年5月24日のDaily Chronicle紙のLawrenceの死亡者欄によると、「ゴルフのシーズンで、イギリスからの訪問者でごった返していたセント・アンドリュースで、彼は美しい教会で多くの紳士たち、特に亡くなったレオポルド王子の友人たちを惹きつけていた。大学では、セント・メリー大学の学生た地に対して親切で、よき助けとして、理解者として、ロンドンのキングズ・カレッジ時代の自分の働きのことを話しては喜ばせていた。」

Tuttiettは多くの詩集、信仰的な書物や神学的書物を書いたが、それよりも賛美歌で知られており、最も知られているのは"Father let me dedicate"であろう。John Julian はDictionary of Hymnologyの中で、「Tuttiett氏の賛美歌の特徴は、リズムのなめらかさ、目的の明確さ、言葉のわかりやすさ、深い真面目さである。これらは特別な集会や節季に特に有用である。」と記している。

作品を含む出版物:
Hymns for Churchmen, 1854
Counsels of a Godfather, 1861
Hymns for the Children of the Church, 1862
Gems of Thought on the Sunday Services, 1864
Through the Clouds; Thoughts in Plain Verse, 1866

参考資料:
Findagrave、2018年11月20日現在。

作詞作品:
As Calmly in the Glowing West
As Now Thy Children Lowly Kneel
Come, Our Father's Voice Is Calling
Father, Let Me Dedicate
Give Light, O Lord
Go Forward, Christian Soldier
Grant Us Thy Light
I Come, O Father Kind
Lo, Like a Bride in Pure Array
No Sign We Ask from Heaven Above
Now, Eternal Father, Bless
O Grant Us Light
O Happy Christian Children
O Jesu, Ever Present
O Quickly Come, Dread Judge of All
Shepherd, Good and Gracious
Sometimes o'er Our Pathway
When the World Is Brightest
Who Is This? The Long Expected