■曲の情報
TUNE = 無し
初行 = Transform my life
分類 = 聖霊なる神
主題 = 神、聖霊なる 聖化 伝道・宣教
聖句 = コリント人への手紙第二3章18節
採用歌集番号 = 『ひむなる』122番 (改訳)
| 作詞：Edna Johnson |
作曲：Edna Johnson |
歌詞・曲：エドナ・ジョンソン
エピソード：
日本への宣教師であったエドナ・ジョンソン自身によると、「1953年、新しく日本にやって来た人々の群に、神様は息吹を吹き込んで下さいました。その中に私もおりました。どのように、それが起ったのかをご説明するのは困難に思います。私たちは神様を知りたい、という思いで飢え渇いていました。そのことだけが私たちの心の思いの全てでした。私は19歳の時に明確な回心を経験しました。クリスチャン・ホームに育ちましたから、そのような環境の子供に対する通常の方法で、神様はご自身を顕して下さいました。7年後、神様の聖潔の力が私を捉えました。そして私は即座に、
私を神様に全てお献げすることを妨げる自己、他の人々、そしてその他の全てのものから自由にされたのです。日本にやって来た時、私たちは全く無力でした。話すこと
も出来ませんでした。克服し難いと思えるほど多くの学ばなければならないことが山積していました。宣教師は皆、このように感じるものです。数日間、集まっていた時のことですが、私たちはもう食欲も失い、眠ることも出来なくなり、神様をお伝えするのに充分なだけ神様を深く知らせて頂きたい、ということ以外には何の興味もなくなっていました。『私の生涯をつくりかえて下さい』という讃美歌は、このような悩
みの中から、神様のの手足となるために、神様の視点から見ることが出来るようにという渇きから生まれたのです。歌詞は恥ずかしいほど単純ですし、誰かにお聴かせするために作られたものではありません。けれども、ある機会に主人と私がこの讃美歌を歌わせて頂いた時、他の方々がまた歌って欲しい、と言われたので残っているのです。曲もまたそれほどのものではありません。言葉も単純です。けれどもこれらは
燃える心から湧き出たものだったのです。」
附記：ジョンソン夫人は夫のハロルド・ジョンソン宣教師と共に、33年間、日本で奉仕した後、アメリカで2018年に天に帰った。
(文責 蔦田直毅)