■曲の情報
TUNE = BLAENWERN
初行 = Love divine, all loves excelling
分類 = 救いの御業・きよめ
主題 = 愛、神の きよめ キリストの内住 聖化
聖句 = 詩篇86篇15-16節, コリント人への手紙第一3章16-17節, ユダの手紙24‒25章
採用歌集番号 = 『讃美歌21』476番
作詞:Charles Wesley,1707-1788 (CH) |
作曲:William P. Rowlands,1860-1937 (CH) |
歌詞:チャールズ・ウェスレー、『Hymns for Those that Seek and Those That Have Redemption in the Blood of Jesus Christ』、1747年。
この讃美歌は、2011年4月29日に英国のウィリアム王子とキャサリン・ミドルトンがロンドンのウェストミンスター寺院で結婚式を挙げた際に歌われた。
曲:BEECHER、John Zundel、『Christian Heart Songs』、1870年。
代替曲:
AIREDALE、Charles V. Stanford。
BLAENWERN、William P. Rowlands、1905年。
HYFRYDOL、Rowland H. Prichard、1830年。
LOVE DIVINE (Stainer)、John Stainer、1889年。
MORIAH、ウェールズの讃美歌。
エピソード:
1961年、英国マンチェスターのクルセードの時、クルセードが始まる直前に、ビリー・グラハムはロンドンの牧師たちの前で説教する予定だったが、その直前に、ビリー・グラハムが重い病気になってしまった。彼の代わりにその集会で話さなければならなかった私の気持ちを想像してほしい。イギリスの牧師たちは優秀な学者であり、優れた説教者たちだった。彼らは私ではなく、ビリー・グラハムの話を期待していたのだ!
ウェストミンスターのCentral Hallでの集会のはじめに、牧師たちは集まり、この偉大なチャールズ・ウェスレーの讃美歌を歌っていた。ほとんどの聖職者たちは、この讃美歌の歌詞や曲をよく知っていたので、グランドピアノと大きなパイプオルガンの伴奏で、ウェールズのBLAENWERNの曲に併せて荘厳に歌われていた。そしてこのよく知られた一言一言が、私たちの心を、神への讃美と祈りに引き上げていった。讃美歌を通し、私は神の力づけを確かに感じた。神は私の恐れや失望をよそに、その集会を祝福してくださった。
Cliff Barrows and Donald Hustad、『Crusader Hymns and Hymn Stories』、Special Crusade Edition、ミネアポリス、ミネソタ、Billy Graham Evangelistic Association、1967年、21ページ。