■曲の情報
TUNE = MARTYN
初行 = Jesu, Lover of my soul (Jesus, Lover of my soul)
分類 = イエス・キリスト・愛と恵み
主題 = キリストの愛と恵み 信仰
聖句 = 詩篇17篇7-9節, エレミヤ書30章17節, マルコの福音書4章35-41節
採用歌集番号 = 『讃美歌』273.1番 (改訳)
作詞:Charles Wesley,1707-1788 (CH) |
作曲:Simeon Butler Marsh,1798-1875 (CH) |
歌詞:チャールズ・ウェスレー、『Hymns and Sacred Poems』、1740年。
これは英語の讃美歌の中で最も美しいと言われている。
曲:ABERYWTWYTH (Parry)、ジョセフ・パリー、1876年。最初の出版は1879年、『Edward Stephens' Ail Lyfr Tonau ac Emynau』。
代替曲:
HOLLINGSIDE、John B. Dykes、1861年
JUDD STREET、作曲者不詳、『Redemption Songs』(Pickering & Inglis、ロンドン、年代不詳、恐らく20世紀の初め)、428番。
MARTYN、Simeon B. Marsh、1834年。
REFUGE、Joseph P. Holbrook、1862年。
ST. FABIAN、Joseph Barnby。
エピソード:
ペンシルバニア州ベルフォンテのメアリー・フーバー夫人の祖母がこの物語の中心人物で、この家と関わった親しい牧師との伝統を引き継いでいる。チャールズ・ウェスレーが、彼の教区であったアイルランドのドーン郡キリーリーの野原で説教していた時、彼の教理を快く思わない数人の男たちに襲われた。彼は「島の農家」として知られていた家に逃げ込み、助けを求めた。農夫の妻ジェイン・ローリー・ムーアは、庭のミルク小屋に隠れるように言った。すぐに暴徒たちが押し寄せ、逃亡者を出せ、と要求した。彼女は飲み物を与えて彼らを静めると、ミルク小屋に向かい、ウェスレーに裏の窓から出て、小川のそばの垣根の下に逃げるように告げた。追っ手の叫びに囲まれた、その隠れ場で、彼はこの不滅の讃美歌を書いた。そしてムーア夫人の子孫が、ウェスレーの時代と少しも変わらない佇まいのその家に、今も暮らしている。