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■曲の情報

196番「とこしえのみ座に」

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TUNE = OLD 100TH
初行 = Before Jehovah's awful throne
分類 = 神のみことば・詩篇の歌 (100篇)
主題 = 感謝 創造 みことば、詩篇の歌 導き 
聖句 = 詩篇100篇
採用歌集番号 = 『讃美歌』5番 (改訳)

作詞:Isaac Watts,1674-1748 (CH)

作曲:ジュネーヴ詩篇歌,16世紀

歌詞:アイザック・ワッツ。『ダビデの詩篇』(The Psalms of David 1719)。このバージョンは、ジョン・ウェスレーによる翻案。

曲:ジュネーヴ詩篇歌。フレデリック・ヴェヌア (Frederick M. A. Venua) による「Park Street」1810頃曲

エピソード:
1853年から54年にかけて、ペリーが日本を訪れたことの道徳的意義と広範囲にわたる重要性はよく知られている。彼の旗艦が日本の海岸沖に停泊している間、毎週の安息日に船上で礼拝が行われ、この讃美歌が歌われたといわれている。海軍の楽隊が「OLD 100TH」を奏楽すると、海岸に並んだ何千もの人々が、彼らにとって新しく奇妙な音楽を、印象的な沈黙の中で聴き入っていたという。
また、ガレット聖書学院 (Garrett Biblical Institute) のデンプスター博士 (Dr. Dempster) が、妻と2人の宣教師と共に南アフリカに向かっていた時のこと、海賊船に3日間追われ、捕まりそうになったという。彼らは多くの時間を費やして、追跡者の手からの救いを「海の驚くべき主権者」である主に祈った。3日目に、彼らが祈り、この讃美歌を歌った直後、海賊船は進路を変えた。こうして彼らは追跡から逃れ、アフリカ大陸への恵みの使命が乱されることはなかった。それ以来この讃美歌が、強盗や死からの神の救いの思い出と結びつけられて、記憶されることになったのは不思議ではない。
『The Hymns and Hymn Writers of the Church』(Nutter, Charles S. & Wilbur F. Tillett, New York: Methodist Book Concern, 1911年)より。

代替曲:
Andernach (Andernach Gesangbuch, 1608年)
St. Paul’s (Greene), (G. Greene, in 『Carmina Sacra』, by Lowell Mason, Boston, Massachusetts: John H. Wilkins & Richard B. Carter, 1844年)
Penshurst (Vincent Novello, 1836年)


著作権情報
訳詞:©菜花香