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■曲の情報

312番「主とともに罪に死に」

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(CH)」は外部リンクです。
『教会福音讃美歌』の情報ページでは「The Cyber Hymnal™」の許諾を得て情報を共有しています。

TUNE = MOMENT BY MOMENT
初行 = Dying with Jesus, by death reckoned mine
分類 = 救いの御業・救いの恵み
主題 = 希望 試練 救いの恵み みまもり 
聖句 = ローマ人への手紙6章10-11節, ヘブル人への手紙2章18節
採用歌集番号 = 『讃美歌』532番 (改訳)

作詞:Daniel W. Whittle,1840-1901 (CH)

作曲:May Whittle Moody,1870-1963 (CH)

私(Sankey)がシカゴの万国博覧会に出席した時、ロンドンの信徒説教者である Henry Varleyは、Whittle少佐に次のように述べた。「私は"I need Thee every hour"という讃美歌があまり好きではありません。なぜかというと、私は主を一日のあらゆる瞬間に必要としているからです。」
Whittle少佐がこの甘美な讃美歌を書いたすぐ後で……彼は讃美歌の原稿を私のところに持ってきて、この曲を友人達に配るため上質の紙に500部印刷してくれるなら、私に詞と曲の著作権を譲ると言ってきました。作曲したのは、後にWill R. Moodyの妻となった彼の娘、May Whittleです。 私はWhittle氏の望み通りにしました。そしてこの讃美歌をイングランドに送ったので、ワシントンと同じ日に著作権で保護されました。
イギリスでは、この讃美歌はとても人気があります。この讃美歌は有名な南アフリカ共和国のAndrew Murray牧師の手に渡り、彼はその後ロンドンを訪れた時、これをお気に入りの讃美歌としてとりあげました。 1年後、Murray師はNorthfield(米国マサチューセッツ州)を訪問し、教会の男性の集会で、こう言いました。「もしサンキー氏が、私がロンドンで見つけた一つの讃美歌しか知らず、それを歌ったならば、彼はそれが私の信条全体を包含していることに気づくでしょう。」
私(サンキー)はそれがどんな讃美歌であるか知りたいと、非常に気をもんでいましたが、彼がそれを口ずさんだとき、言いました。「その讃美歌は私たちが立っているこの場所から500ヤード以内の場所で書かれたものです。」
Murray師は、何年もの間、ほとんどすべての集会で、彼の妻にこの讃美歌を歌わせていました。それは、戦争の間に南アフリカでも大変好んで歌われるようになりました。


著作権情報
訳詞:©中山信児