情報メニューへもどる / 曲の一覧へもどる

■曲の情報

335番「はるかにあおぎ見る」

前の番号の曲 次の番号の曲


(CH)」は外部リンクです。
『教会福音讃美歌』の情報ページでは「The Cyber Hymnal™」の許諾を得て情報を共有しています。

TUNE = SWEET BY AND BY
初行 = There's a land that is fairer than day (In the Sweet By and By)
分類 = 救いの御業・よみがえりと永遠のいのち
主題 = よみがえりと永遠のいのち 
聖句 = イザヤ書35章10節, ヨハネの福音書14章1-2節
採用歌集番号 = 『讃美歌』488番

作詞:Sanford F. Bennett,1836-1898 (CH)

作曲:Joseph P. Webster,1819-1875 (CH)

歌詞:サンフォード・F・ベネット、1868年。
この讃美歌はアカデミー賞受賞映画、『Sergeant York』(1941年)の中で歌われた。

曲:AWEET BY AND BY、ジョセフ・P・ウェブスター。

エピソード:
他の多くの音楽家と同様、ウェブスター氏は極端に神経質で過敏な人で、落ち込むと人生の暗い面ばかりを見る人だった。私は彼の性質をよくわかっていたので、彼にあって一目で憂うつそうに見えると、新しい讃美歌の課題を与えて元気づけたものである。

彼は私の仕事場(ウィスコンシン州エルクホーン)に入って来るなり、一言も話すことなくストーブのところに行くと、私に背をむけた。私は自分のデスクに向かっていた。私は彼の方に向かって「ウェブスター君、どうした?」と尋ねると、「別に。だんだん良くなるさ。」と彼が答えた。突然、私の中に閃光のようにある讃美歌のアイディアが浮かび、私は言った。「素晴らしい『だんだん』だ! それが讃美歌にならないか?」 すると彼は「たぶん、なるだろう」と彼は関心なさげに答えた。私はデスクに向かうと、その讃美歌の言葉を、出来る限り早く書きとめた。そしてそれをウェブスター氏に手渡した。それを読むと彼の眼は輝き、机に歩み寄ると作曲を始めた。バイオリンを手に取り、メロディを弾いてはコーラスの楽譜を書いた。私がペンをとってその言葉を書き写し、30分もしないうちにウェブスターと二人の友人に手渡すと、私たちは一緒にその讃美歌を歌った。
サンフォード・F・ベネット(1836-1898)