■曲の情報
TUNE = 無し
初行 = In Christ alone my hope is found
分類 = 信仰の歩み・希望
主題 = 希望 信頼・ゆだねる
聖句 = 詩篇22篇1-2節, マタイの福音書27章42節, ヨハネの福音書1章5節, 使徒の働き4章11-12節, ローマ人への手紙8章35-39節
作詞:Keith Getty,1974- (CH) 作詞:Stuart Townend,1963- (CH) |
作曲:Keith Getty,1974- (CH) 作曲:Stuart Townend,1963- (CH) |
"In Christ Alone" はスチュアート・タウネンドとキース・ゲティの代表作です。キリストの生涯を証しする現代讃美歌として、2001年にタウネンドが詞を、ゲティーが曲を書きました。タウネンドは、聖書に出てくる様々な表現を用いながら主イエスへのまったき信頼と救いのみわざを力強く歌っています。ゲティの曲も歌詞と見事に一致しています。
タウネンドはイギリスで牧師の家庭に生まれました。タウネンドの讃美歌の特徴は、神学的な深みと詩的な表現を合わせ持ったその歌詞にあります。ゲティはダラム大学で音楽教育を受け、今はアメリカに拠点を置いて、妻であるクリスティンとともに精力的に創作、演奏、教育活動を続けています。
2012年にアメリカのある教派の讃美歌委員会は、"In Christ Alone" を新しい歌集に収録する条件として、2節の「み神の怒り(the wrath of God)」ということばの変更を求めました。その神学が若い世代の信仰形成にふさわしくないというのが理由でした。タウネンドとゲティはみことばと自らの信仰に立って歌詞の変更を許可しませんでした(ローマ5:9)。結果として、"In Christ Alone" はその歌集には収録されませんでしたが、タウネンドとゲティは福音的な諸教会からの信頼を深めることになりました。そして、この讃美歌は今も英語圏で最も愛され良く歌われている讃美歌の一つです。