■曲の情報
TUNE = BLISS
初行 = More holiness give me
分類 = 救いの御業・悔い改めと罪の赦し
主題 = 悔い改めと罪の赦し 成熟
聖句 = ヘブル人への手紙12章10-11節
採用歌集番号 = 『インマヌエル讃美歌』612番
作詞:Philip P. Bliss,1838-1876 (CH) |
作曲:Philip P. Bliss,1838-1876 (CH) |
サンキーのことば
「この讃美歌は、1873年にブリス氏によって作られましたが、彼の全作品中でも最も美しい作品の一つだと言えるでしょう。彼は音楽的な業績をすべて捧げて、主イエス様のために全生涯を明け渡しました。おそらく、彼がすべての賜物を主への奉仕のためにと捧げ尽くした後だからこそ、このようなすばらしい讃美歌を書くことができたのだと思えてなりません。
ブリスは、この讃美歌を「私の祈り」と呼びましたが、あらゆる国の幾千ものクリスチャンたちが、これを同じく自分自身の祈りとして来ましたし、また来る時代似合っても幾百万の人々の心を燃やす祈りとして歌われ続けることでしょう。
ムーディー師は、この讃美歌をことのほか愛して、しばしばこの歌詞を引用し、「神の子どもたちが祈りの内に主の御名を呼び続けるなら、この賛美は神の教会の中で生き続けるでしょう」と述べています。
ブリス氏は、シカゴにある第一会衆教会のメンバーとして死を迎えました。その教会の牧師であるE・P・グッドウィン博士は、ブリス夫妻の死が目前に迫ったとき、周囲の人々のこの讃美歌を歌うように依頼しました。
大衆伝道者として奉仕してくれた間に、彼は私たちの町をよく訪れてくれました。ある夜遅くに、彼は来て教会の後ろの方に座りました。彼だと見分けることができた私は、前の方に出てきて「私の祈り」の賛美を歌ってくれるように招いたのです。彼は、前に乗り出すような姿勢でピアノを弾きながら、最初の節の後半部分のことばを導いてくれました。「主への奉仕に更なる喜びを」と。私はもう祈りとしてではなく、恵みの主にお仕えすることへの喜びに満ちあふれている思いで歌うようにされたのです。